PLANT COMMUNITY

植物群落

Rain Garden Plant®の使用にあたり重要な要素を担うのが、雨水管理実践のための植生を図式化した「植物群落」です。
管理実践のための群落は、図のように「標高」を基準に5つのZoneに分けられ、それぞれの各ゾーンに適合した植物を選択、植栽することで、質の高い*バイオレメディエーションを形成します。
植物群落から植生を考えることは、各ゾーンに適合した植物種の共生、共存を知るうえで重要な指標となります。

*バイオレメディエーション(Bioremediation)とは、微生物や植物等の生物が持つ化学物質の分解能力、蓄積能力などを利用して土壌や地下水等の汚染浄化を図る技術のことをいいます。
もともと自然界には汚染物質を分解できる微生物が存在するので、それらを活性化することで、浄化を促進する浄化手法です。

 

PLANT COMMUNITY(植物群落)―適合する植栽ゾーン

 

ゾーン 植物群落  
沈水ゾーン   Submergent zone 水深45cm〜1.8m
抽水ゾーン   Emergent zone 水深45cm
湿潤草原ゾーン Wet meadow zone 恒久的に湿潤
洪水原ゾーン  Floodplaine zone 雪解けや大豪雨の後に洪水に見舞われる
高台ゾーン   Upland zone めったに浸水しない(森林種や草原種が含まれる)

LID™+雨の庭™―Side Slopes植栽ゾーン

植栽において法面、勾配面と呼ばれる斜面への植物の植え付けというものは非常に難しいものです。Side Slopes ゾーンは、傾斜の状態やその傾斜面の上部と下部では降水時に植物自体がもらえる水量にも差が出るからです。
 
要するに生存する植物にすれば、日照が続けば極度の乾燥地であり、降雨はあれ、勾配面であるがために適量の水補給ができるのかどうかの状況下であるわけです。植物群落の5つのゾーンでいうとZone.4の洪水原ゾーンに似て、過酷な環境下で生存していかなければならないことを意味します。人工的な植栽によるSide Slopes ゾーン適応種の存在はとても重要になります。